2013年11月1日金曜日

悪魔くん その2

昔の話    悪魔くん


悪魔同好会の主な活動

昼間の公園で魔法陣を書き
二人で呪文を唱える
(他所から見れば怪しい人)

色んな悪魔種類の勉強
(学校勉強をすれば良かった)

お札の制作
(何故か中国のお札作ってた)

気功の練習
(ここまで来ると悪魔が関係
なくなってくる)と
訳のわからん事を二人で夢中
にやっていました

でもこの活動は学校内では
やらず、二人だけの秘密で
やっていましたが

友達が他の子に喋り瞬く間に
学校に知れ渡り
当時テレビで悪魔くんと言う
アニメがやっていて

いつの間にか自分のアダ名が
(悪魔くん)になっていました

あのアニメがやっていたせいで
変なアダ名つけられて
無償に腹が立った覚えがあります

とうとう担任の先生まで
知れ渡り

授業中
先生が
「悪魔くん、この問題、悪魔の
力で解いてみろ」という
無茶フリを自分にして来て
クラスの笑いを取っていました

自分は笑いながら
「先生やめて下さいよ〜」と
言いながら心の中で
(ぜって〜呪い殺す)
密かに企んでいました

でも、この悪魔同好会も
終わりを迎えようと
してました

半年間やり続けても一行に
悪魔の一匹も呼び出せず
(よく半年もやった〜な〜)

諦めムードが二人に流れて
いましたが

最後の頼みの綱
コックリさんに最後の賭けを
しました

自分の部屋をカーテン閉めて
暗くして
部屋の真ん中にテーブルを
置いて
ローソクつけ
コックリさんを始めました

そしたら面白いほど
動く、動く、二人に笑顔が
戻りました
(今、考えたら自分で無意識に
動かしてただけでした)

そして現れた文字は
(明日学校に悪魔の軍団が
襲いに来る)と言う内容でした

このままでは学校が危ない
俺たちで、この危機から
学校救い出さねば
(あー本当、恥かしい)

そしたら友達が
「こうなったら大魔王
ルシファーを呼ぼう」と言ってきました
(オイオイ、悪魔の軍団が来るのに
親玉呼んでどうする)
自分は
「そうだ、それしか手が無い」
と賛成しました
(当時の自分も馬鹿でした)

ルシファーを呼ぶんだから
夜がいいと
友達と夜中、家をコッソリ
抜け出し

近くの一番デカい公園に行き
今までに書いた魔法陣のより
数倍デカい魔法陣を書き

友達と二人で呪文を唱え
ました
でも、ルシファー出て来ません
でした
(当たり前です)

友達は何がダメなんだと
考え込んでいましたが

自分はやっと気づきました

友達に近づき
肩を叩いて
「俺、気づいちゃた
悪魔て、いないよ」
友達が
「マジで」
自分
「うん、マジで」
この瞬間
悪魔同好会は終わり
そして二人は無言で家に帰り
ました

次の日
学校は悪魔の軍団は来ない
まま、普通に終りました

それからは悪魔関係の本は
全部捨てて
普通の学園生活に戻り
ましたが

悪魔くんのアダ名は
卒業するまで続きました

黒い歴史です

終わり

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